相場式トレード法は極めてシンプル
相場師朗先生が教えるトレード手法は極めてシンプルです。
トレード判断を下す際に使う材料は、「日足」「週足」「月足」「移動平均線」「前の高値・安値」「日柄」、そして「節目」のみです。会社の業績や他のファンダメンタルズは一切考慮しません。
移動平均線は5日、20日、60日、100日のみです(週足は5週、20週、60週、100週、月足は5か月、20か月、60か月、100か月)。
株価チャートしか見ませんので、誰もがすぐにアクセスできる情報を使い、トレード判断を下します。
使う道具がシンプルゆえ、「策士策に溺れる」というような失敗が少ないのも、相場式トレード法の特徴の一つです。
相場式トレード法は「ストライク」だけを狙う
以下の2つのチャートを比べて、どちらが買いで勝負しやすいでしょうか?
一目瞭然ですよね。日本ペイントの方が買いで勝負しやすいですね。
赤で囲んだ場所を見ていただくと分かりますが、日本ペイントの方がやりやすい理由は、移動平均線の順番(※注)が揃っており、なおかつ、傾きがある期間が長いからです。
日本ペイントのチャートで赤で囲んだ場所は、ストライクゾーンと言えます。
一方のオリンパスは、右肩上がりになっているものの、移動平均線の順番が揃っている場所が極めて少ないため、買いで勝負しづらいです。つまり、オリンパスのチャートはストライクゾーンにあるチャートではありません。
このように相場式トレード法では、「移動平均線の順番が揃っているストライクのチャート」を狙ってトレードします。
重要なのは「儲かるチャート」を選ぶ選球眼
前項の例ではチャート全体を見ているので、どちらがやりやすいかという判断が瞬時にできますが、実際のトレードにおいては先が見えません。従って、先を予測できる技術が必要になってきます。
日本ペイントのようなチャートになるだろうと予測して買い玉を入れたとしても、上昇が続かずにオリンパスのような動きになることもあります。
オリンパスのような動きになったとしても、建玉の操作をしながら勝ちに持って行くことは可能ですが、できることならもっと楽に利益を上げたいものです。
効率的に利益を上げるためには、日本ペイントのような株価チャートを選んでトレードする必要があります。
相場式トレード法で重要なのは「チャート選び」です。
相場式トレード法では、最小限の労力で儲けることができるチャートを選ぶ「選球眼」が重要になってきます。
この技術は株塾に入会して勉強すれば、身につけることができます。
株塾についての詳細は、以下の記事をご参照ください。